物価高が続く今、「家計管理をもっとラクにしたい」と感じている方は多いはずです。
毎日こまかく記録するのは、正直なかなか続かないし、支払い方法が増えるほどお金の流れも見えにくくなります。
2025年の総務省「家計調査」(2025年平均)によると、二人以上世帯の月の消費支出は約31万円。経済産業省のデータでは、2024年のキャッシュレス決済比率は42.8%まで上がっています。
こうした暮らしでは、手書きや手入力だけの管理には限界があります。そこで役立つのが自動連携で手間を減らせる家計簿アプリです。
この記事では、初心者向けで無料からも始めやすい家計簿アプリを5つ比較します。
自分に合うアプリを見つけて、ムリなく貯まりやすい家計を目指したい方はぜひ最後まで読んでください。
- 無料で使いやすい家計簿アプリ5つの比較
- 自分に合う家計簿アプリの選び方
- 家計管理をラクに続けて貯まりやすくするコツ

自分にピッタリなアプリを選んで、家計管理をラクにしていこう!
失敗しない家計簿アプリの選び方

無料版で見るべき3つのポイント
家計簿アプリを選ぶときは、まず無料でどこまで使えるかを確認します。
なぜなら、同じ「無料アプリ」でも使える範囲はそれぞれ違うからです。ここを確認せずに選ぶと、使い始めたけどすぐ不満が出やすくなります。
特に確認したいのは次の3つです。
- 連携できる口座・カードの数:家計を1か所にまとめやすくなります
- 自動連携のしやすさ:キャッシュレス中心の人は影響が大きいポイントです
- 共有・見やすさ:夫婦で使う場合や、続けやすさに関わります
この3点を事前に確認するだけで、「入れたけど使いにくかった」という失敗を防ぎやすくなります。
自動連携・共有・見やすさの優先順位を決める
失敗しない選び方のコツは、人気順ではなく自分の生活スタイルに合うかで選ぶことが重要です。
どんなに評価の高いアプリでも、使い方が合わなければ続かないからです。
例えば、優先すべきポイントはその人の生活スタイルによって変わります。
- キャッシュレス決済がメインの人→ 自動連携の強さを優先
- 夫婦で家計管理をしたい人→共有のしやすさを優先
- 楽天のサービスをよく利用する人→楽天との相性を優先
まず「自分は何を優先し、管理をラクにしたいのか」を決めてから選ぶことをおすすめします。
貯まる家計簿アプリおすすめ5選【無料中心で比較】


早速アプリを紹介していくね!
5つの家計簿アプリ比較一覧
家計簿アプリは、どれを選んでも同じに見えやすいですが、実際は無料で使える範囲や向いている人にはそれぞれ違いがあります。
大事なのは人気だけで選ばず、自分の家計スタイルに合うかを基準にすることです。まずは下の表で全体像をつかんでください。
| アプリ名 | 無料版でのポイント | こんな人向け | 注意点 |
| Zaim App/Google Play | 無料でも使いやすく、家計の見える化を始めやすい | 口座・カード・ポイントをまとめたい人 | 深い分析機能は有料機能との差を感じやすい |
| マネーフォワードME App/Google Play | 定番で情報量が多く比較しやすい | まず定番を安心して試したい人 | 口座数が多いと無料版では窮屈になりやすい |
| Rakuten家計簿 App/Google Play | 楽天のサービスとの相性が良い | 楽天カード・楽天銀行をよく使う人 | 楽天以外が多い人は制限を感じやすい |
| OsidOri App/Google Play | 共有家計と個人のお金を分けやすい | 夫婦・カップルで共有したい人 | 1人利用だと強みが出にくい |
| Moneytree App/Google Play | シンプルで全体像を把握しやすい | まず見える化を優先したい人 | 細かな管理より全体把握向き |
※各アプリの無料版の機能・連携数・仕様は変更される場合があります。公開前に各公式サイトでご確認ください。
Zaim

無料のまましっかり家計管理を始めたい人に向いているのがZaimです。
理由は、無料でも使いやすく支出の見える化を始めやすいからです。
具体的には、口座やカードを複数持っている人でも、最初の家計管理ツールとして取り入れやすいのが特徴です。
「まずは無料で試してみたい」という初心者にとって、有力な候補の一つになります。
- メリット:無料版でも試しやすく、家計全体を見える化しやすい点です。手書き家計簿よりもラクに支出把握を進めやすくなります。
- デメリット:より細かい分析や便利な機能は有料版との差を感じやすい点です。深く使い込みたい人には、有料プランの検討も必要になる場合があります。
無料で試すなら、普段使っている口座やカードを連携してもストレスがないかをまず確認してみてください。
ここが快適なら続けやすいアプリ候補です。
マネーフォワード ME

定番アプリをまず安心して試したい人に向いているのがマネーフォワード MEです。
理由は、家計簿アプリの中でも知名度が高く、情報や使い方を調べやすい定番サービスだからです。
具体的には、「家計簿アプリといえばこれ」という認知度があるため初心者でも入りやすく、
「どれを選べばいいかわからない」という方が最初に検討するアプリとして、選びやすい一本です。
- メリット:安心感があり、情報を探しやすい点です。使い方の記事や口コミも多く、操作に詰まったときに解決しやすいのも初心者向けの特徴です。
- デメリット:無料版では連携できる口座数に制限がある点です。複数の口座やカードを普段から使っている人には、少し窮屈に感じる場合があります。
無料で試すなら、よく使う口座・カードだけで家計の全体像が見えるかを確認してください。
ここで足りると感じるなら、有力候補アプリです。
Rakuten家計簿

楽天サービスをよく使う人に向いているのが楽天家計簿です。
理由は、「楽天カード」「楽天銀行」「楽天ポイント」など、楽天グループ系サービスとの相性が良いからです。
具体的には、楽天経済圏でお金を管理している人なら、連携がスムーズで使いやすさを感じやすいです。
楽天ユーザーにとって、家計管理の入口として使い始めやすいアプリです。
- メリット:楽天サービス中心の家計を一元管理しやすい点です。楽天ポイントの動きまでまとめて把握できるのは、楽天ヘビーユーザーには大きな強みです。
- デメリット:楽天以外の口座やカードが多い人には物足りなく感じやすい点です。
楽天以外のサービスをメインで使っている場合は、別のアプリと比較することをおすすめします。
無料で試すなら、自分の家計が楽天中心かどうかを基準に判断してください。ここが合っていればとても使いやすいはずです。
OsidOri

夫婦やカップルで、家計を共有しながら管理したい人に向いているのがOsidOriです。
理由は、共有したい家計と個人で管理したいお金を分けやすい設計になっているからです。
具体的には、生活費は一緒に管理しながら、個人のお金は分けておきたい夫婦に特に相性が良いです。「家計は共有したいけれど、個人の支出は見せたくない」というニーズに答えてくれます。
- メリット:共有家計と個人のお金を無理なく分けられる点です。パートナーとのお金の見える化を、ストレスなく始められる設計が最大の強みです。
- デメリット:1人で使う場合はこのアプリの強みを活かしにくいです。共有機能を使わない場合、他のアプリのほうが使いやすく感じることもあります。
無料で試すなら、共有家計の使い方が自分たちのスタイルに合うかをまず確認してください。
ここがピッタリとハマれば、とても使いやすいアプリです。
Moneytree

シンプルにお金の流れをまとめて見たい人に向いているのがMoneytreeです。
理由は、細かく作り込むよりまず家計の全体像を把握することに向いた設計だからです。
具体的には、「何にいくら使っているか」を素早く確認したい人に、シンプルで見やすい画面が好評です。
「まず家計管理を始めてみたい」という初心者の入口として使いやすいアプリです。
- メリット:無料でも見やすく、家計管理を軽く始めやすい点です。全体像の把握という最初のステップをストレスなく踏み出せます。
- デメリット:細かく家計を作り込む方向より、まず見える化する方向に強い点です。
詳細な予算管理や夫婦共有を最優先する場合は、別のアプリも比較してみてください。
無料で試すなら、「細かく管理したい」のか「まず見える化したい」のかを基準に選んでください。もし、後者ならとても相性がいいと思えるアプリです。
家計簿アプリが「貯まる家計」の入口になる理由


ここからは、家計簿アプリがおすすめな理由を紹介するね!
家計管理でまず必要なのは「支出の見える化」
節約を頑張ってるのにお金が残らない人は、まず「支出の見える化」から始めることが大切です。
何にいくら使っているかが見えていない状態では、具体的にどこを削ればいいかの判断ができないからです。
実際、現金・クレジットカード・電子マネー・コード決済が当たり前の今の暮らしでは、頭の中だけで支出を把握するのは困難です。
だからこそ、家計簿アプリでバラバラな支出を1か所にまとめて見える化することが、家計改善の最初のステップとなります。
家計簿アプリのメリットは、支出全体を見える化することでムダを見つけやすくなる点です。
「思ったより食費がかかっていた」「サブスクを払い忘れていた」という気づきが、家計改善につながります。
一方で、見える化しただけで満足してしまうのがよくある落とし穴です。
支出を記録することはあくまでスタートです。見えてきた数字をもとに、次の行動につなげることが重要です。
家計簿アプリは”節約術”ではなく”続けやすい仕組み”
家計簿アプリの価値は、「節約の魔法」ではなく「家計管理を続けやすくする仕組み」にあります。アプリを入れただけでは支出は減らず、記録をラクにすることで改善を継続しやすくなるからです。
具体的には、自動連携によって手入力の手間が減り、「面倒だからやめた」という挫折を防ぎやすくなります。
家計簿アプリは「貯める手段」ではなく、「貯まりやすい習慣をつくる入口」として活用するのが正しい使い方です。

少しだけ実際の体験談をお話します。
まつとの体験談:
私も最初は手書きやメモアプリで家計簿をつけようとし、何度も挫折しました。
家計簿アプリを使い始めてからは、クレカや銀行口座の動きが見えるようになり、
「全部を自分で頑張って記録しなくていいんだ」と気づきました。
ラクに続けられる仕組みができると、節約は気合でするものではなく、習慣のチカラでできるようになりました。
家計簿アプリを入れても貯まらない人の共通点

記録だけで終わっている
家計簿アプリを活用しても貯まらない人の多くは、記録することが目的になってしまっています。
記録はあくまで「現状を知るための手段」であって、それ自体が家計を改善するわけではないからです。
具体的には、毎月きれいに家計簿をつけているのに、支出の中身を振り返り「次はどう変えていくか」まで考えていないケースが多いです。
記録した数字を見て「何がムダだったか」を月に一度でも確認する習慣が、家計を変える大きな一歩になります。
振り返りを行うことで、「今月は外食が多かった」「サブスクが増えていた」という気づきがうまれ、翌月の行動を変えるきっかけになります。

月に5〜10分、支出の大きな項目を確認するだけでも、その後の家計にインパクトを与えるよ!
固定費と予算の見直しにつなげていない
家計簿アプリを使っていても貯まらないもう一つの理由は、毎日の細かい支出ばかりを見て固定費に手をつけていないことです。
毎月自動的に出ていく固定費こそ、一度見直すだけで長期間にわたって節約効果が続きます。
具体的には、以下の見直しが食費や日用品の節約より大きくなりやすいです。
- 通信費
- 生命保険
- サブスクリプション
家計簿アプリで支出の見える化ができたら、次のステップとして固定費の見直しに進むことが家計改善を加速させる近道です。

面固定費削減は、一度で最大の効果を発揮するから、面倒くさがらずに行動しよう!
まとめ|迷ったら、まずは無料で1つだけ試してみよう

迷ったらこの選び方でOK
家計簿アプリ選びで迷ったときは、人気順ではなく自分の家計スタイルに合うかで選ぶのが正解です。
どんなに評価が高いアプリでも、使い方が自分の生活に合わなければ続きません。
具体的には、次の基準で選ぶと失敗しにくくなります。
- 無料で広く使いたいなら:Zaim
- まずは定番を安心して試したいなら:マネーフォワード ME
- 楽天サービスをよく使うなら:楽天家計簿
- 夫婦・カップルで共有したいなら:OsidOri
- シンプルな見える化を優先したいなら:Moneytree
まずは「自分が一番ラクにしたいこと」を決めてから、上の基準で1本に絞るのが最も失敗しにくい選び方です。
次にやるべき家計改善
家計簿アプリを選んだら、次にやることは「完璧に使いこなすこと」ではありません。
アプリは使い続けることで初めて価値が出るものであり、最初から機能を使いこなす必要はありません。
まず無料で1本だけ試して、「続けられそうか」を自分の感覚で確認することが先です。
その後、支出の流れが見えてきたら、次のステップとして通信費・保険・サブスクなどの固定費見直しへと進んでいきましょう。
家計簿アプリは、貯まりやすい家計をつくるための入口です。
記録を習慣にして、見えてきた数字をもとに一つずつ改善していくことが、長期的に貯まる家計へとつながります。
まずは今日、「これなら続けられそう」と感じる1本を無料でダウンロードするところから始めてみてください。
よくある質問

- Q家計簿アプリは無料でも十分使えますか?
- A
はい。基本的な家計管理であれば無料版で十分始められます。
口座・カードの自動連携や支出の見える化など、家計管理の土台となる機能は無料版でも使えるアプリがほとんどです。
※ただし、連携できる口座数の上限や分析機能の深さはアプリによって異なります。
まずは無料版で試してみて、物足りなさを感じたときに有料版を検討するをおすすめします。
- Q家計簿アプリのセキュリティは大丈夫ですか?
- A
この記事で紹介している5つのアプリは、いずれも金融機関レベルの暗号化技術(SSL/TLS)を採用しており一定のセキュリティ対策が取られています。
また、口座の閲覧のみを連携するため、アプリ経由で送金や出金はできない仕組みになっています。それでも心配な方は、各アプリの公式サイトでセキュリティポリシーをご確認ください。
- Q現金払いが多くても家計簿アプリは使えますか?
- A
基本的には使えますが、手動入力が増える点は把握しておく必要があります。
キャッシュレス払いが多い人ほど自動連携の恩恵を受けやすいですが、現金払いでもレシート撮影で入力できる機能を持つアプリもあります。
- Q夫婦で同じ家計簿アプリを使えますか?
- A
使用するアプリによって異なります。夫婦共有に特化しているのはOsidOriで、共有家計と個人のお金を分けて管理できる設計になっています。
マネーフォワードMEやZaimも複数端末での利用は可能ですが、共有管理の使いやすさはOsidOriが一歩リードしています。
夫婦での利用を前提にするなら、OsidOriを最初に確認することをおすすめします。
- Q家計簿アプリを入れるだけでお金は貯まりますか?
- A
アプリを入れるだけでは貯まりません。家計簿アプリはあくまで「支出を見える化する仕組み」です。見えてきた数字をもとに、固定費を見直したり予算を決めたりする行動とセットになることで家計は改善されていきます。
アプリは貯まりやすい習慣をつくる入口として活用してください。


