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「夫婦二人の食費って、自分たちは多いのかな?少ないのかな?」
物価高が続く2025年、SNSや家計関連サイトを見るたびに食費の話題が目に入りますよね。
そう感じる方は、まず世間の平均値と実際にうまく抑えている家庭の数字の両方を知ることが大切です。
ただし「平均」と一口に言っても、どの世帯区分で見るかによって金額が大きく異なります。
この記事では「夫婦の食費を比較するときに見るべき正しい平均値」を整理したうえで、我が家(夫婦・子なし・共働き)が直近3か月の平均で月39,255円に抑えている具体的な仕組みをすべて公開します。
- 夫婦の食費平均の「正しい見方」(総務省2025年最新データ)
- 全体平均94,895円と勤労者世帯76,880円の違い
- 平均と我が家39,255円の「差の正体」を生む3つの仕組み
- 共働き夫婦が今日から始められる食費見直し3ステップ
夫婦二人暮らしの食費平均は月いくら?【2025年最新データ】

結論からお伝えします。
総務省「家計調査年報(家計収支編)2025年」によると、食料費の平均は世帯区分によって以下のように異なります。
| 世帯区分 | 食料費(月平均) |
|---|---|
| 二人以上の世帯(全体) | 94,895円 |
| 二人以上の世帯のうち勤労者世帯(世帯主60歳未満) | 約76,880円 |
| 単身世帯 | 49,321円 |
出典:総務省統計局「家計調査年報(家計収支編)2025年(令和7年)平均」(2026年3月10日公表)
どの平均で比較するべき?——共働き夫婦は「勤労者世帯(60歳未満)」が現実的
「夫婦の食費平均」を比較するときは、自分たちと近い属性のデータを見ることが大切です。
たとえば全体平均の94,895円には60歳以上の世帯や3〜4人家族も含まれているため、共働きの夫婦二人暮らしと比べると数字が大きく見えがちです。

「平均と比べて高いかも」と焦る前に、自分たちと年齢層・世帯構成が近いデータで見るのが大事だよ。
共働き・子なし・現役世代の夫婦であれば、「勤労者世帯(世帯主60歳未満)」の約76,880円を基準にするのが現実的です。
ただし、家計調査の最も代表的な公式数値は「二人以上世帯全体」の94,895円で、ニュース記事や家計関連メディアでよく引用されるのもこの数字です。
- ニュースや一般記事で「夫婦の食費平均」と言われたら → 94,895円
- 自分たち共働き夫婦と比較するなら → 76,880円
両方の数字を理解しておくと、記事やSNSで見かける「平均」の意味を正しく読み解けます。
2025年は前年比+5.5%——食料費の上昇が家計を直撃
二人以上世帯の食料費は、2024年から2025年にかけて名目で+5.5%の増加となりました。
なかでも特に上昇率が高かった項目はこちらです。
| 項目 | 月平均額 | 前年比(名目) |
|---|---|---|
| 穀類(米・パン・麺類) | 8,808円 | +18.7% |
| 乳卵類 | 4,612円 | +6.4% |
| 菓子類 | 9,211円 | +5.9% |
| 外食 | 16,563円 | +5.9% |
| 飲料 | 5,859円 | +4.6% |
| 果物 | 3,729円 | +4.9% |
出典:総務省「家計調査年報2025年」表Ⅰ-1-1
特に穀類(米・パン)の前年比+18.7%は、家計に与えるインパクトが非常に大きい数字です。

お米やパンが2割近く値上がりしてるのは、本当に痛いよね。
でも全国の家庭が同じ状況だから、まず「自分のせいじゃなく物価のせい」と切り分けて考えよう。
「自分たちは多い?少ない?」夫婦の食費 簡易チェック表
まず、自分たちの食費を把握することが最初のステップです。
家計簿アプリを使っていない方は、直近1か月のクレジットカード明細やレシートを振り返ってみてください。
簡易チェック:あなたの夫婦の食費はどのレベル?(共働き・60歳未満・勤労者世帯の平均76,880円基準)
| 月の食費 | 目安 |
|---|---|
| 〜50,000円 | 平均より大幅に低い。自炊中心の可能性が高い |
| 50,000〜70,000円 | 平均より低め。バランスが取れている |
| 70,000〜85,000円 | ほぼ平均的。外食・調理食品の頻度が鍵 |
| 85,000円〜 | 平均より高め。外食・コンビニ依存の見直しを検討 |
食費の”現状把握”ができてはじめて、平均との比較が意味を持ちます。
食費の把握には家計簿アプリが便利です。
平均76,880円 vs 我が家39,255円——差約3.7万円が生まれた3つの仕組み

ここからは我が家の実例を紹介します。
我が家は共働き・夫婦二人・子なしの世帯で、直近3か月の食費平均は月39,255円でした。
勤労者世帯の平均76,880円との差は、約37,625円。
特別なことはしていません。3つの仕組みを続けているだけです。
- 買い物頻度を週2回に固定(近所のスーパー1軍中心)
- 外食を「食費」から切り離して別予算化
- 調理は夫婦で分担して「自炊継続」を維持
仕組み①:買い物頻度を週2回に固定(近所のスーパー1軍中心)
我が家は買い物の頻度を基本「週2回」に決めています。
毎日のように買い物に行くと、その都度「ついで買い」が発生し、食費が知らないうちに膨らんでしまうからです。

買い物に行く回数を減らすだけで、食費って驚くほど変わるんだよね。
- 買い物前に、スマホのメモに必要なものを書き出す
- 冷蔵庫の中身を確認してから買い物に行く
- 不足分の”急ぎ買い”は、妻が仕事帰りに対応(無駄足を減らす)
ちなみに我が家は近所のスーパー1軍中心にしています。
「数十円安いから」と遠くのスーパーまで行くと、ガソリン代と時間単価を考えるとむしろ損というケースが多いからです。
「節約は、移動コスト込みで考える」——これは我が家の鉄則です。
仕組み②:外食を「食費」から切り離して別予算化
これは家計管理の基本ですが、外食費は食費の予算から切り離すことを徹底しています。
我が家の食費39,255円には外食費は含まれていません。
外食を食費に含めると、月1回の少し高い外食で予算が崩れ、節約のモチベーションが下がってしまうからです。

外食は「食費」じゃなくて「娯楽費・交際費」として別枠にすると、月の食費がブレなくなるよ!
- 食材費・調味料・お米・お菓子:食費に含む
- 外食・カフェ・デリバリー:娯楽費として別予算
- お酒:嗜好品として別予算
この切り分けをするだけで、食費の数字が安定します。
家計調査でも、外食は食料費16,563円のうち最大の費目になっています。
逆に言えば、ここを別管理するだけで月の食費の見え方は大きく変わります。
仕組み③:調理は夫婦で分担して「自炊継続」を維持
自炊が続かない一番の原因は、どちらか一人に負担が偏ることです。
我が家では、調理を夫婦どちらかに固定せずお互いに協力するスタイルにしています。
- 平日の夜:手が空いている方が作る
- 休日:余裕がある方がまとめて作り置き
- 疲れている日:冷蔵庫にあるもの・冷凍食品を活用
「自分が作らなきゃ」というプレッシャーがないので、自炊が長く続きます。
買い物のメインは私(まつと)、急に足りないものがあれば妻が仕事帰りにフォローするという分担も、無理なく回っている理由のひとつです。

自炊は「頑張ること」じゃなくて「続けられる仕組み」にすることが大事。
完璧を目指すと続かないんだよね。
具体的な節約方法をもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
夫婦の食費は手取りの何%が目安?——エンゲル係数で考える

食費を考えるうえで、金額だけでなく収入に対する割合を見ることも重要です。
エンゲル係数とは:消費支出に占める食費の割合のことです。 計算式は「食費 ÷ 消費支出 × 100(%)」です。
総務省の2025年データでは、二人以上世帯のエンゲル係数は28.6%(前年比+0.3pt)でした。
(出典:総務省「家計調査年報2025年」)
ただしこれは食費が増えた割合であり、「家計が苦しくなった」とは限りません。
物価高の影響で食費の上昇率が他の費目を上回ったため、結果的にエンゲル係数が上がっています。
手取り別 食費目安一覧(夫婦二人暮らし・2025年版)
夫婦の合計手取り別に、食費の目安を試算しました。
※(手取りの15〜20%を食費として算出)
| 夫婦合計の手取り | 食費の目安(15〜20%) |
|---|---|
| 25万円 | 約37,500〜50,000円 |
| 35万円 | 約52,500〜70,000円 |
| 45万円 | 約67,500〜90,000円 |
| 55万円 | 約82,500〜110,000円 |
これはあくまで目安です。
自炊中心なら下限寄り、外食が多ければ上限に近づきます。

2025年は食品の値上がりが続いてるから、同じ生活でも食費が増えた人も多いはず。「自分たちのせいじゃなく物価のせい」という場合もあるから、まず状況を正しく把握しよう!
共働き夫婦が陥りやすい「食費の罠」3パターン
共働きで収入が安定している家庭ほど、以下の3つの罠にハマりやすい傾向があります。
罠①:忙しさを理由にした「中食依存」
家計調査でも、調理食品(弁当・総菜・冷凍食品)は二人以上世帯で月13,580円と大きな費目です。コンビニ弁当・惣菜・デリバリーが習慣化すると、月数千円のつもりが積み重なって2〜3万円超になります。
罠②:「ご褒美」が常態化した外食
「今週は頑張ったから」が毎週・毎月続くと、月の外食費が3〜5万円になっても気づきにくくなります。
家計調査の外食平均は16,563円ですが、共働き世帯ではこの倍以上に達するケースも珍しくありません。
罠③:個別精算で家計が見えない
夫婦それぞれが食費を出していて、合計額を誰も把握していない——というケースも多いです。「いくら使ったか」がブラックボックスになると、節約のしようがありません。
正直に言うと、私も以前は罠①と罠②にどっぷりハマっていました。
具体的な金額は記録に残っていませんが、見るのも慌ただしくなるくらい使っていた時期があります。
その経験があるからこそ、「気づいたときに仕組み化する」ことの大切さを実感しています。
今日から始められる夫婦の食費見直し3ステップ

食費を削るには、いきなり大幅カットを目指すより、小さなアクションから始めることが大切です。
ここでは、無理なく続けられる3ステップを紹介します。
- Step1:1か月だけ食費を「ただ記録」する
- Step2:食費の内訳から「ボトルネック費目」を特定
- Step3:週単位の予算化(月予算ではなく週予算がおすすめ)
Step1:1か月だけ食費を「ただ記録」する
まず、何も改善せず1か月だけ記録することから始めてください。
「節約しなきゃ」と思って急に頑張ると、続かずに挫折します。
最初の1か月は、今までどおりの生活で食費を可視化するだけでOKです。
家計簿アプリを使えば、レシートを撮影するだけで自動で集計してくれます。
家計簿アプリの選び方は、こちらの記事で解説しています。
Step2:食費の内訳から「ボトルネック費目」を特定
1か月の記録ができたら、内訳を分類してみてください。
- 食材費(自炊用)
- 調理食品(惣菜・冷凍食品)
- 外食
- 飲料・お菓子
- お酒
このうち、自分たちが想定より多く使っている費目がボトルネックです。
たとえば「外食が月4万円もあった」とわかれば、そこを月2万円に減らすだけで2万円の節約になります。

闇雲に”全体を節約”しようとすると失敗するんだよね。
一番削れる費目を1つだけ狙うのがコツ!
Step3:週単位の予算化(月予算ではなく週予算がおすすめ)
食費の節約で最も効果が高いのは、週単位で予算を決めることです。
月予算だと、月初に使いすぎて月末に足りなくなりがち。
週予算なら、ズレてもすぐに軌道修正できます。
- 月の食費目標を決める(例:月45,000円)
- それを4で割る(週11,250円)
- 1回の買い物予算を決める(週2回なら1回5,500円)
買い物前に予算を意識するだけで、買い物のときに自然と「これ本当に必要か」と考えるようになります。

予算を決めると、買い物のときに自然と”これ本当に必要か”って考えるようになるよ。意識が変わるだけで食費って結構変わる!
夫婦の食費に関するよくある質問

夫婦の食費について、読者の方からよく寄せられる質問にお答えします。
Q. 共働き夫婦の食費平均はいくらですか?
総務省「家計調査年報2025年」によると、二人以上世帯のうち勤労者世帯(世帯主60歳未満)の食料費は月約76,880円です。
ニュースなどで引用される「二人以上世帯全体」の平均は月94,895円ですが、こちらには60歳以上の世帯や3〜4人家族も含まれます。
共働き夫婦と比較するなら、勤労者世帯(60歳未満)の76,880円が現実的な基準です。
Q. 夫婦の食費は手取りの何%が目安ですか?
一般的には手取り収入の15〜20%程度が目安とされています。
たとえば手取り35万円の世帯なら、食費の目安は約52,500〜70,000円です。
ただし、自炊中心なら下限寄り、外食が多ければ上限に近づきます。
重要なのは「平均との比較」よりも「自分たちのライフスタイルに合っているか」です。
Q. お米やお酒、調味料は食費に含めるべきですか?
家計調査の分類では、お米・調味料・お酒すべてが食料費に含まれます。
ただし、家計管理の観点では自分たちのルールで分類するのが続けるコツです。
我が家のルールは以下の通りです。
- 食費に含む:食材費・調味料・お米・お菓子
- 娯楽費として別予算:外食・カフェ・デリバリー
- 嗜好品として別予算:お酒
外食やお酒を食費に含めると月の数字がブレやすくなるため、別予算化を推奨します。
Q. 食費を抑えるには何から始めればいいですか?
最初の1か月は、何も変えずに食費を記録するだけから始めてください。
「節約しなきゃ」と思って急に頑張ると、続かずに挫折します。
家計簿アプリを使えば、レシートを撮影するだけで自動で集計してくれます。
記録ができたら「ボトルネック費目(一番削れる項目)」を1つだけ狙うのがコツです。
Q. 物価高で食費が増えた——自分のせいですか?
いいえ、物価高の影響です。
総務省データによると、2025年の食料費は「前年比+5.5%増加しています。特に穀類(米・パン)は+18.7%」と急上昇しており、生活スタイルを変えていなくても食費は自然と増える状況です。
「自分のせい」ではなく「物価のせい」と切り分けたうえで、無理のない範囲で見直すことが重要です。
まとめ:平均は目安、自分たちのペースで仕組み化する

この記事のポイントをまとめます。
- 夫婦の食費平均は2つある:二人以上世帯(全体)は月94,895円、勤労者世帯(60歳未満)は月76,880円(総務省「家計調査年報2025年」)
- 共働き夫婦が比較するなら、勤労者世帯(60歳未満)の76,880円が現実的
- 2025年は食料費が前年比+5.5%。特に「穀類が+18.7%」と急上昇し家計を直撃
- 我が家(共働き・子なし)の直近3か月平均は39,255円。勤労者世帯平均との差は約37,625円
- 差を生んでいるのは「週2回の買い物」「外食を別予算化」「調理を夫婦で分担」の3つの仕組み
- まずは1か月、何も変えずに記録するだけから始めるのが続けるコツ
平均値はあくまで目安です。
自分たちのライフスタイルに合った食費の”ちょうどいい金額”を見つけることが、本当の意味での家計管理だと考えています。
まずは1か月分の食費を記録してみてください。
「把握する」だけで意識が変わり、それが節約の第一歩になります。
具体的な節約方法をもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせて読んでみてください。
家計管理の全体像から見直したい方はこちら。




