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ふるさと納税、今年もちゃんとやった。
なのに、なぜかお金が貯まった気がしない。
そんなモヤモヤを、感じたことはありませんか。

お得なはずなのに、手元に何も残ってない気がするんだよね…。
結論から言います。
ふるさと納税で浮いたお金は、「自動で投資に流す仕組み」を一度つくるだけで、ほっといても未来の資産に変わります。
がんばって貯金する必要はありません。
- ふるさと納税は始めたけれど、浮いたお金の使い道が決まっていない人
- 投資が気になっているけれど、最初の一歩を踏み出せない人
- 共働きで、二人分の節約をムダにせず活かしたい人
申し遅れました、まつとです。
元浪費家だった私が、節約を仕組み化して、今は夫婦でコツコツ投資を続けています。
毎月の入金すら忘れるくらいズボラな私でも続いているので、再現性にはちょっと自信があります。
この記事を読み終えるころには、「浮いたお金が勝手に増えていく導線」のつくり方がわかります。

むずかしい知識はいらないよ。順番に読めば大丈夫だからね。
そもそも「浮いたお金」はどこにある?

ふるさと納税で「浮いたお金」と言われても、いまいち実感がわかない。
その理由は、浮いたお金が”見えない場所”にあるからです。
まずは、その正体をはっきりさせておきましょう。
ふるさと納税は「お金が戻る」ではなく「翌年の税金が減る」だけ
ふるさと納税は、寄付した金額のうち自己負担2,000円を引いた分が、翌年の税金から差し引かれる仕組みです。
つまり、実質2,000円の負担で返礼品が受け取れる制度です。
ここでよくある勘違いがあります。

えっ、寄付したお金が口座に振り込まれて戻ってくるんじゃないの?
いいえ、現金がドンと振り込まれるわけではありません。
「翌年に納める税金が、その分だけ減る」というかたちでお得になります。
「浮いたお金」は通帳に出てこない
会社員の場合、住民税は毎月の給料から天引きされています。
ふるさと納税をすると、その天引きされる住民税が翌年に少しずつ減ります。
たとえば年間で数万円分お得になったとしても、それは「月あたり数千円ずつ」に分散して効いてきます。
口座に入金されないので、増えた実感がほとんどありません。
返礼品で浮いた食費も同じです。
「お米やお肉を買わずに済んだ」けれど、その分の現金が手元に積み上がるわけではありません。
見えないお金は「あるのに、ない」
ここが、いちばん大事なポイントです。
浮いたお金は、確かに存在しています。
しかし、目に見えないお金は意識しないと「ない」のと同じになってしまいます。

見えないお金はね、放っておくと”なかったこと”になっちゃうんだよ。
では、見えないお金を放っておくと、具体的にどうなるのか。
次の章で、私の失敗談も含めてお話しします。
見えないお金は、放っておくと消える

見えないお金を放っておくと、どうなるのか。
答えはシンプルで、「なかったこと」になって消えます。
これは脅しではなく、元浪費家だった私自身の実話です。
以前の私は、浮いたお金を100%使い切っていた
浪費家時代の私は、臨時収入があるたびに「ご褒美」を買っていました。
- ボーナスが出たらご褒美
- 飲み会が中止になって浮いたお金でご褒美
- セールで安く買え、その「得した分」でもう一品
節約して浮かせたはずのお金まで、気づけばきれいに使い切っていました

臨時収入って、なんで一瞬で溶けるんだろう?
理由は簡単です。
「浮いたお金」に名前も置き場所も決めていなかったからです。
行き先が決まっていないお金は、いちばん声の大きい欲望のところへ流れていきます。
“使った気がしない”お金ほど「危険」
ふるさと納税の浮きは、この「行き先のないお金」の代表格です。
住民税の天引きが減っても、給料日の手取りがほんの少し増えるだけです。
返礼品でお米が届いても、「お米代が浮いた」という実感は数日で消えます。
痛みも喜びも小さいまま、生活費にじわっと吸収されて終わります。
よく「無駄遣いすると節税効果が打ち消される」と言われます。
でも本当に怖いのは、派手な無駄遣いではありません。
「何に使ったか思い出せないまま消えていく」ことです。
私はこれを何年も繰り返して、ようやく気づきました。
「意志の力で貯める」のは続かない
「よし、来月から浮いた分は投資に回そう」
そう決意したことも、何度もあります。
でも続きませんでした。
毎月「今月はいくら回すか」を考えるのが面倒になるからです。
考えるのが面倒になると忘れます。
忘れると、そのお金は生活費に溶けます。
つまり、意志の力に頼る方式は、仕組みとして欠陥があるのです。

がんばって貯めるんじゃなくて、がんばらなくても貯まる形にすればいいんだよ。
では、その「がんばらなくても貯まる形」をどう作るか。
次の章がこの記事の核心です。
「自動で投資に流す」仕組みにする

結論はこうです。
浮いたお金は、「見える数字」に変えて、「自動」で投資に流す。
やることは3つのステップだけです。
- ステップ1:見えない浮きを「月いくら」に変換する
- ステップ2:その金額を「自動積立」に設定する
- ステップ3:「先取り」にして、残りで暮らす
一度作ってしまえば、あとは意志の力ゼロで回り続けます。
ステップ1:見えない浮きを「月いくら」に変換する
まず、見えない浮きに「金額」という名前をつけます。
ざっくりで大丈夫です。
考え方はこうです。
- ふるさと納税でお得になる分(寄付額から自己負担2,000円を引いたイメージ)
- 返礼品で浮きそうな食費(お米やお肉を買わずに済む分)
この2つを足して、12で割ります。
出てきた数字が、あなたの「月いくら」です。
たとえば年間で3万円くらい浮きそうなら、月2,500円。
端数が面倒なら、月3,000円に切り上げてもかまいません。
正確さより、「月◯円」と言い切れることが大事です。

ざっくりでいいから”月いくら”って決めるのが大事なんだね。
そのとおりです。
名前のないお金は消えますが、金額の決まったお金は残ります。
ステップ2:その金額を「自動積立」に設定する
次に、決めた金額を証券口座の「自動積立」に設定します。
自動積立とは、毎月決まった日に、決まった金額で投資信託を自動で買ってくれる仕組みです。
一度設定すれば、二度と判断しなくていい。
これが、さきほどお話しした「意志の力は続かない」問題への答えです。
我が家も毎月15日に、自動で積立が実行されています。
私がその日に何をしているかというと、何もしていません。
受け皿には、新NISAを使います。
NISA口座なら、投資で増えた分に税金がかかりません。
しかも、NISAでの投資はふるさと納税の控除上限に影響しないので、安心して併用できます。
ステップ3:「先取り」にして、残りで暮らす
最後のステップは、順番の逆転です。
「余ったら投資する」ではなく、「先に投資して、残りで暮らす」に変えます。
積立日を給料日の直後あたりに設定すれば、それだけで先取りは完成です。
浮いたお金が生活費に溶ける前に、未来へ送り出してしまう。
これで、さきほどの失敗パターンは物理的に起きなくなります。
何を買うかは「あとでゆっくりで大丈夫」
「仕組みはわかった。でも、実際に何を買えばいいの?」
そう思った方、安心してください。
我が家が何を買っているかは、次の章でそのままお見せします。
さらに具体的な購入手順は、別の記事で画面つきで解説しています(記事の最後でご案内します)。
共働き・子なしの我が家の実例

仕組みの話だけだと、絵に描いた餅に見えるかもしれません。
そこで、我が家が実際に回している中身をそのまま公開します。
我が家も、共働き・子なしの会社員夫婦です。
我が家が回している仕組みをそのまま公開
我が家の積立は、これだけです。
- 証券会社:SBI証券(新NISA口座)
- 買っているもの:eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)
- 金額:毎月1万円〜
- タイミング:毎月15日に自動積立
- 支払い方法:三井住友NLカード
オルカンは、これ1本で全世界の株式にまとめて分散投資できる投資信託です。
「どの国が伸びるか」を当てる必要がないので、銘柄選びで迷いません。

専門的な分析とか、毎月の見直しとか、しなくていいの?
しなくても大丈夫です。
設定した日から今日まで、基本はほったらかしです。
浪費家だった私が続けられている理由は、賢くなったからではなく、判断する場面を無くしたからです。
なぜ「クレカ積立」にしているか
支払いをクレジットカードにしているのには、理由があります。
毎月の入金作業がいらなくなるからです。
口座残高を気にして手動で入金する方式だと、「今月は入金を忘れた」が起こります。
カード決済なら、その心配ごとが消えます。
しかも、積立額に応じてポイントも付いて、仕組みが途切れない上にちょっとお得。
ズボラな人ほど、クレカ積立に向いています。
共働き・子なしだからこそ「今」始める価値
共働き・子なしの時期は、家計にいちばん余力がある時期です。
この時期に「自動で増える形」を作っておくと、その後がぐっとラクになります。
将来、子育てなどで支出が増えても、仕組みはそのまま回り続けてくれるからです。
しかも、NISA口座は夫婦それぞれが持てます。
二人分の枠を活かせるのは、共働きならではの強みです。

収入が二人分あるうちに”自動で増える形”を作っておくと、あとがすごくラクなんだよ。
始める前の「よくある不安」

ここまで読んで、「やってみようかな」と思った方へ。
行動する直前に浮かびやすい疑問を、先にまとめて解消しておきます。
Q. ふるさと納税とNISA、両方やって大丈夫?
大丈夫です。
むしろ、この記事がおすすめしているのは「両方やる」ことです。
NISAでの投資は、ふるさと納税の控除上限額に影響しません。
だから、どちらかを我慢する必要はないのです。

片方しか選べないのかと思ってた。
これはよくある誤解です。
ひとつだけ補足すると、iDeCoを併用している場合は、ふるさと納税の控除上限が少し下がることがあります。
また、投資で大きな利益を確定した年は、上限額が変わる場合もあります。
気になる方は、寄付の前にシミュレーターで上限額を確認しておくと安心です。
Q. いくらから始めればいい?
浮いた分の範囲で、少額からで大丈夫です。
月数千円でも、まったく問題ありません。
大事なのは金額の大きさではなく、「自動で続く形」になっていることです。
金額はあとからいつでも変えられます。
ひとつだけ守ってほしいのは、無理な金額にしないこと。
生活費や、いざというときのお金まで投資に回すのはやめましょう。
「なくても暮らせる分だけ」が、長く続けるコツです。
Q. 結局また続かないんじゃ…?
続かない原因は、あなたの意志が弱いからではありません。
「毎月判断する」という工程が挟まっているからです。
自動積立と先取りで、その判断を消してしまえば、続けるための努力そのものがいらなくなります。
元浪費家の私が何年も続けられているのが、その証拠です。

“がんばって続ける”をやめるのが、続けるコツだよ。
まとめ:浮いたお金は「仕組み」で未来に回す

最後に、この記事の内容を整理します。
この記事のまとめ(3ステップの再確認)
ふるさと納税で浮いたお金は、住民税の天引き減という「見えない形」でやってきます。
見えないまま放っておくと、生活費に溶けて消えます。
なので、こういう流れにします。
- 見えない浮きを「月いくら」に変換する
- その金額を、新NISAの自動積立に設定する
- 「先取り」にして、残りのお金で暮らす

浮いたお金って、見える形にして自動で流すだけだったんだね。
必要なのは知識でも根性でもなく、最初のひと手間だけです。
節約は「ゴール」じゃなくて「スタート」
ふるさと納税で浮かせて終わりなら、それは「ちょっとお得な買い物」です。
浮いたお金を未来に回して、はじめて「資産づくり」になります。
急いで貯める必要はありません。

節約で浮いたお金を、ちょっとずつ未来に回す。
それを続けられる人が、いちばん強いんだよ。
次の一歩:実際にオルカンを買ってみよう
仕組みは理解できた。
あとは、最初の設定をするだけです。
▼ オルカンの具体的な買い方は、こちらの記事で手順を解説しています。
オルカンの買い方をSBI証券で解説!【初心者向け積立手順ガイド】
▼ 「そもそも浮いた食費をもっと増やしたい」という方は、こちらの記事へどうぞ。
ふるさと納税は食費の節約になる?共働き夫婦が選んだ返礼品と浮いたお金の使い方
▼ 申請の手間を仕組み化したい方は、ワンストップ特例の手順記事を参考にしてみてください。
ふるさと納税ワンストップ特例のやり方|共働き会社員が郵送・オンライン両方を解説!

